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ギャンブルで人生が崩壊寸前に…100万円近い借金とそこからの再生
(債務者:本人 30代 男性 コールセンター勤務)

私は、現在コールセンターに勤務する30代前半の男性です。趣味は音楽鑑賞・ゲームなど。 今回は私自身が10年ほど前に体験した借金および債務整理についてお話させていただきたいと思います。


◆人生を変えた「ギャンブル」との出会い

当時はまだ若かったこともあり、特に将来のことも考えずにアルバイトをしながらフラフラと遊んでばかりの生活を送っていました。 昔から親に「借金だけはするな」ときつく言われていたこともあり、飲み会などで出費がかさんで生活が苦しくなっても借金はしませんでしたし、することになるとは夢にも思っていませんでした。 そんな自分の生活を一変させ、一気に地獄に突き落としてくれたのが「ギャンブル」です。 当時働いていたアルバイト先の先輩社員の誘いで「一度だけ」という約束でパチンコを打ちに行ったのが悲劇の始まりでした。 最初こそビギナーズラックで大金を手にすることができたのですが、当然勝ちは長く続かず、気づけば生活費までをもほとんど溶かしてしまうほどにギャンブルにのめりこんでいる私がいました。 実家暮らしであれば生活はできたでしょうが、地元から離れ一人暮らしの自分には頼れるものがありませんでした。 家賃すら払えなくなりどうしようか迷っているとき、目に飛び込んできた「アコム」のCM。 ここからが本当の地獄の始まりでした。


◆増え続ける借金…自殺まで考えた日々

当時は総量規制といった法律もなく、成人で仕事をして収入があれば簡単に融資をしてもらえる消費者金融が多かったため、藁にもすがる思いでいた私は金利などの事は何も考えず無人契約機に飛び込みました。 簡単な手続きだけであっという間に50万もの大金が手元に。 ギャンブルで痛い目を見たことがある方ならわかると思いますが、当時の私は「これで負けた分を取り戻す」という考え方しかできなくなっていました。 当たり前のように溶ける50万。再び苦悩。そして選んだ道はさらなる借金。 最終的にはアコム以外にプロミスから30万。レイクから10万の計90万円まで借金が膨れ上がっていました。 このころにはもう他の消費者金融から申し込みを断られるようになっていました。 こんな自分にお金を貸してくれるような友人などおらず、当時の金利が27%という恐ろしいものだったのも手伝い、バイトを増やしても一向に借金が減らずまともに生活ができない状態に。 精神もボロボロになり、楽に死ねる方法をサイトで探したりするような日々が続いていました。


◆救いの光「過払い金請求」の存在を知る

そんな状態で過ごしていたある日、掛け持ちで増やしたアルバイト先の先輩に「俺が昔世話になった司法書士がいるから相談してみろ」と事務所の連絡先を教えてもらったことで、事態が急変しました。 緊張しながら事務所に入った私を迎えてくれたのは恐らく30歳前後の男性で、ややクールながらしっかりと事情を聞いてくれました。 必要な書類・カードをすべて預けて計算していただいた結果、過払い金によって借金がなくなるまではいかないものの、40万円もの減額が望めるということを伝えられました。(借金期間約4年) そこからの請求と手続きを自分で済ませるのであれば、調査費用の3万円のみで済むという話だったので、後の事は自分で片を付けることを選択。(司法書士が介入すれば10万円で借金はチャラにできるが完全なブラック扱いとなるという選択肢もありました) 勇気を出して各消費者金融に連絡を入れてみたところ、意外にもスムーズに対応をしてもらえました。 ただ、一括での返済でのみ受け付け可能ということであり、そのお金を持ち合わせていなかった私は友人を頼ることに。 有難いことに、仲の良かった年下の友人2人が返済費用を貸してくれました。 今ではすべて友人にもお金を返し終え、定職にも就くことができています。 あの地獄を経験したからこそ、今後借金およびギャンブルには手を出さないと誓えましたし、行動を起こすことの大切さ・周りの人たちの存在がいかに大切なものかという事を知ることができたと思っています。

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